Pesonal TOP経営者のためのビジネスソフト

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Personal-TOPピア・ツー・ピアネットワーク構築方法
Personal-TOPはピア・ツー・ピアLANでも動作可能です。まずは、ピア・ツー・ピアで動作させる場合のネットワーク構築についてご説明します。

 ピア・ツー・ピア型
  ピア・ツー・ピア型のLANとは、中心になる専用のサーバーを用意せず、基本的にすべて対等の条件でLANに接続する形でLANを組みます。LANの規模が比較的小さい場合(数台程度まで)に向いています。
 ピア・ツー・ピアに必要なもの
  • ネットワークアダプタ(ネットワークインターフェースカード) マシン台数分
  • ケーブル 10BASE 5/2/T(一般的には10BASE-T又は100BASE-TXが多く使われる)
    10BASE-T、100BASE-TXではマシン台数分必要
  • HUB(10BASE-T、100BASE-TX時必要)

 LANの構築
 
  • 各PCにネットワークインターフェースカードを取り付ける
  • ネットワークインターフェースカード用ドライバーのインストール
    カードがプラグアンドプレイ対応機器か否かにより違うので、カードのマニュアルを参照下さい。
  • LANの敷線が終わり、ネットワークカードの組み込みが終了したら、以下のようにOS(例としてWindows98)に対しLANの設定を行います。

 Windows98への設定
  ピア・ツー・ピア型LANの設定
以下の例題のモデル設定について説明します。
1.プロトコルTCP/IP
2.IPアドレス192.168.1.2、192.168.1.3、192.168.1.4(192.168.1.1は予約なので、使用しない)
3.ネットマスク255.255.255.0
4.DNS使わない
5.コンピュータ名m1,m2,m3 (3台使用)
6.ワークグループ名TGROUP

各PCに以下の設定を行います
手順1コントロールパネルのネットワークアイコンをクリックします。
今回のモデルシステムでLANを使うためには、ネットワークコンポーネントととして以下の4つが必要です。
  • Microsoftネットワーククライアント
  • ネットワークインターフェースカードのデバイスドライバ
  • プロトコルドライバ
  • Microsoftネットワーク共有サービス
図1
手順2 ネットワークダイアログボックスの[現在のネットワークコンポーネント(N)]リストボックスに、ネットワークの接続に必要なコンポーネントが表示されているか確認します。
ネットワークカードのインストール後であれば、ネットワーク関連のドライバはインストールできていると思います。また、TCP/IP、Microsoftネットワーククライアントが既定値としてインストールされていると思います。Microsoftネットワーク共有サービスは後の処理で自動的に設定されるので、今はなくても無視して下さい。
必要なコンポーネントが表示されていない場合は[追加(A)…]ボタンをクリックします。
図2
ネットワークコンポーネントの選択ダイアログボックスで、目的のコンポーネントを選択してから、[追加(A)…]ボタンをクリックします。
クライアント PCをネットワークに接続するためのソフトです。
製造元…Microsoftネットワーククライアントを選択
プロトコル接続した機器間で情報の受け渡しをするために必要な手順や方法に関する取り決め。2台のコンピュータが通信するためには、双方が同じプロトコルを使わなければいけません。

 TCP/IPの設定
Windows98のCD-ROMをあらかじめセットしておきます。
コントロールパネルからネットワークアイコンをクリックします。(図1)
表示された一覧の中からネットワークインターフェースカードの「TCP/IP」を選択し、プロパティをクリックします。(他のTCP/IPを選択しないで下さい)
以下の項目を設定します。
a)IPアドレスCクラスの場合(小規模LAN)アドレス範囲は192.168.0.0〜192.168.255.255になりますので、ここでは、「192.168.1.2」を選択します.(例では2台目は192.168.1.3、3台目は192.168.1.4)
b)ネットマスク LAN内のIPアドレスの範囲を示す値
ここでは「255.255.255.0」を選択します。
c)DNSの有無ここでは「使わない」にします。

 ワークグループ名の設定
Windows98をLANにつなげて使う場合には、「ワークグループ」の定義が必要です。これは論理的なネットワークの区切りと思ってください。ファイルやプリンタのシェアは、このワークグループ単位が基本となります。ワークグループの設定は、コントロールパネル中のネットワークアイコンの中の識別情報というタグを選択します。 図3
コンピュータ名、ワークグループ、コンピュータの説明を入力します。
  • コンピュータ名:マイコンピュータをネットワークで使う時の識別名です。ネットワークに接続している他のコンピュータと重複しないように、半角英数字で15文字以内の名前を入力します。
    この例ではm1を入力します。2台目m2、3台目m3
  • ワークグループ:自分が属しているワークグループの名前を半角英数字15文字以内で入力します。
    この例ではTGROUPを入力します。
  • コンピュータの説明:マイコンピュータの説明を入力します。ここで入力した内容は、ネットワークに接続している他のコンピュータで参照できます。

 共有の設定
マイコンピュータが管理しているドライブやフォルダを、ネットワークに接続しているPCから利用できるようにするためには、ネットワークに開放するディレクトリに共有の設定をする必要があります。
手順1コントロールパネルのネットワークアイコンを開きます。(図1)
手順2ネットワークダイアログボックスのファイルとプリンタの[共有(F)…]ボタンをクリックします。
手順3 共有したいもののチェックボックスをクリックします。
OKを選択して「ネットワーク」の画面に戻ると、「Microsoftネットワーク共有サービス」が追加されています。
手順4 アクセスの制御というタグを選択します。
ここではファイルやプリンタのアクセスをどのように制御するかを選択します。
Windows98/95同志では、「共有レベルでアクセスを制御する」を選択します。
OKボタンを選択すると,システムの構成が変わったので新しく必要になったファイルを読みこむためのCD-ROMの挿入要求(必要な場合のみ)、および再起動の指示があります。ただし、あらかじめセットしておけば、CD-ROM挿入要求はでてきません。再起動の指示がでたら、再起動してください。

 LANの確認
この一連の作業を同じLAN上の複数台のPCに対して行い、全てのPCを再起動した後デスクトップのネットワークコンピュータアイコンをクリックすると、LANでつないだ他のコンピュータを示すアイコンが表示されます。
このアイコンが表示されていれば、物理的にもソフト的にもLANは動作していることになります。
ただし、このままではLANの機能を使うことはできません。以下の設定を行う必要があります。

 ファイルの共有
Windows98のネットワーク設定が終了したら、個別のファイル共有の定義を行います.
ここではエクスプローラを使用して定義します。
スタート→プログラム→エクスプローラを起動します。ネットワークで共有するディレクトリを右クリックし、コンテキストメニューの[共有(H)…]をクリックします。すると次の画面が表示されます。
共有方法を設定します。
  • 共有名:ディレクトリのタイトル名
    他のコンピュータから見える名前
  • コメント:ディレクトリに関するコメント
  • 読み取り専用:選択すると、ワークグループユーザはディレクトリを読み取り専用でアクセスできます。
  • フルアクセス:選択すると、ワークグループユーザはこのディレクトリに対して全ての操作を行えます。
  • パスワードで区別:選択すると、パスワードで接続します。パスワードには[読み取り専用アクセス用]と[フルアクセス用]があります。
  • 読み取り専用アクセス用:読み取り専用で接続する人用のパスワード
  • フルアクセス用:フルアクセスで接続する人用のパスワード。パスワード不要の場合は何も入力しない。
設定が終了したら、OKボタンをクリックします。
共有を設定したディレクトリには次のような共有マークが表示されます。

 接続する
デスクトップ上のネットワークコンピュータアイコンをクリックすると、LANに接続されているマシンの一覧を見ることができます。この中から共有したいディレクトリがあるPCをクリックすると、そのPCの共有ディレクトリの一覧が表示されます。この後はローカルなディレクトリと同じようにディレクトリやファイルを使うことができます。
ファイル名の指定は \\コンピュータ名\パス名 になります。

 ディレクトリのマウント
共有するPCの仮想(ネットワーク)ドライブとして設定する。(DOS上のプログラムでも参照できる)
上記「接続する」で共有したいディレクトリの一覧が見えている画面で、割り当てたいディレクトリを選択し、ファイル→ネットワークドライブの割り当てと選択します。

 Personal-TOPをLANで使用する場合
  ◆ Personal-TOPデータを作成するPCを決めます。
 上の例 m1,m2,m3の中のm1にデータを作成するとします。
◆ Personal-TOPを起動させるPC全部にPersonal-TOPをインストールします。
◆ スタート → プログラム → Personal-TOP→ でPersonal-TOPを起動します。
◆ 「ドライブ変更」をクリックします。
  • f1(登録)をクリックし、ドライブ名を設定し、ディスク/ディレクトリ設定の「データファイル用:」にPersonal-TOPデータを作成するPCのパスを入力する。LANで接続した他のPCに作成する場合は
      \\コンピュータ名\パス名  (例 \\m1\pdata) と入力する。
  • ディレクトリのマウントが設定してある場合はそのディレクトリに設定したドライブ名で設定できる。
      例 J:\パス名
  • 「一時作業用:」には、自分自身のPCのパスを入力する。
      ドライブ名:\パス名
◆ インストールした各Personal-TOPのドライブ名の「データファイル用:」も同じように設定する。
 データファイル用:\\m1\pdata
 一時作業用:C:\WORK

以上でPersonal-TOPをLAN上で使うことができるようになります。